QABALAH SCHOOL
- SEPHIROTH -
マルクト Malukuth
王国の称号を持つ。
原因の場所でもあり、結果の場所でもある。
その人それぞれのエネルギーによって作られた世界(王国)
ここでの作業は、その世界(王国)にどれだけ気づきそして、どれだけ広げていくかになります。五感を使うことが鍵となります。
見ようとしてみる、聞こうとして聞く、感じようとして感じてみると、今までとは違った景色が現れてくるでしょう。
イエソド Yesod
基盤の称号を持つ。
ここでの作業は、潜在意識に光を当て、純化し意識を広げることです。
この純化作業がまさに、目を覆っていたフィルターをクリアーにしていき、意識を拡大していく基盤となります。
潜在意識にコントロールされている自我から、いかに高次の自我にシフトするか?
イエソドはそんなチャレンジの場所ともいえます。
ホド Hod
栄光の称号を持つ。
ここでの作業は、外との繋がり、コミュニケーションを通してローマインドからハイマインドへ移行となります。
自分の思考がどんな状態にあるのか。
習慣的なものから意識的にいることが鍵となります。
ネツアック Netzach
勝利の称号を持つ。
ここでの作業は、内的な世界においての発動。
内側から湧き上がってくるものをどう表現していくのか。
無意識的なEmotionと意識的なFeelingに気づきそのコントロールが求められていきます。
ティファレット Tiphareth
美の称号を持つ。
ここでの作業は、自らの光を放つことです。
生命の樹の中心にあるティファレットに太陽が割り当てられているように、周りにもその光により生かし育んでいくことが求められます。
全てを受容できる力、そしてすべてを与えることが出来る力が必要です。
ゲブラ Geburah
峻厳の称号を持つ。
ここでの作業は、自分にとって揺らぎのない「正義」「正しさ」をどのように捉え、使うかになります。
また、意志と愛と慈悲に裏打ちされた厳しさをどのように使うも問われます。
低我に引きずられた自分ではなく、高我により使われることが求められます。
ケセド Chesed
慈悲の称号を持つ。
ここでの作業は、慈悲・愛をどう捉え使うのか、大いなる意志のエネルギーにどれだけ気づくことができるかになります。
また、ここでどれだけ自分の執着に気づき手放すことが出来るかも求められます。
ビナー Binah
理解の称号を持つ。
ここでの作業は暗闇に光が差し込むように…、突然、新しいドアが開かれ、全く違う意識レベルに入っていき、形にすること、創造することに関しての理解という鍵を受け取ります。
この理解は、思考によっての理解ではなく直観による理解となります。
コクマー Chokmah
智慧の称号を持つ。
ここでの作業は、本当の智慧につながることです。
大いなるものの意志、創造の権威を働かせるために働いている意識といってもいいかもしれません。
そこは、決して利害関係や、優劣やいかなる条件も係ることのできない、純粋な領域です。
その意識に繋がるためには、心、ハートで起動させる必要があります。
ケテル Kether
王国の称号を持つ。
ここでの作業は、まさに王の権威を取り戻すようなものとなります。
自分の王国の王として、全てに光を輝かせるような神我の意志の遂行が鍵となります。